<米国株情報>テスラは大幅高、第1四半期は減収減益も新モデルの市場投入期待で買い戻し

株式

2024/4/24 10:18

 電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA>が23日の夜間取引で、日中終値比13.33%高の163.96ドルと急騰した。

 同日引け後に発表した24年12月期第1四半期(1-3月)の決算は減収減益となったが、年始から22日の安値まで4割超下落していたこともあり、買い戻しが優勢となった。同時に手ごろな価格の「モデル2」を、当初の25年後半から25年の早い時期に市場投入するとしたことが評価されたとの見方がある。

 第1四半期の売上高は前年同期比9%減の213億0100万ドル、純利益は同55%減の11億2900万ドル、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同47%減の0.45ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を下回った。EV市場が低迷するなか、断続的な価格の引き下げが響いた。

 販売台数は前年同期比9%減の38万6810台となり、6期ぶりに40万の大台を割り込んだ。生産台数は同2%減の43万3371台だった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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