米国株式市場:賃金インフレ警戒、NYダウ、ナスダック3日ぶり反落

株式

2024/5/1 7:46

 4月30日の米国株式は、3日ぶりに反落した。NYダウが前週末比570.17ドル安の3万7815.92ドル、ナスダック総合指数が同325.262ポイント安の1万5657.822ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億7503万株、ナスダック市場が48億2222万株だった。

 米1-3月雇用コスト指数が前期比1.2%上昇し、市場予想平均の同1.0%上昇を上回った。賃金インフレが警戒され、米10年物国債の利回りが上昇(価格は低下)。相対的な割高感から売りが優勢の展開となった。NYダウは4月4日の530ドルを超え今年最大の下げ幅を記録したほか、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、テスラやアマゾン・ドット・コム、アプライド・マテリアルズなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4月30日の大阪取引所清算値比305円安の3万8165円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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