米国株式市場:目先的な過熱感を警戒、NYダウ3日ぶり、ナスダックは4日ぶり反落

株式

2024/5/17 7:46

 16日の米国株式は、NYダウが前日比38.62ドル安の3万9869.38ドルと3日ぶり、ナスダック総合指数が同44.069ポイント安の1万6698.321ポイントと4日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億4555万株、ナスダック市場が107億2221万株だった。

 前日に、両指数ともに史上最高値を更新した強い動きが継続。インフレ抑制と成長維持を両立する景気の「軟着陸」期待を支えに、NYダウは一時、取引時間中として初めて4万ドルの大台に乗せる場面もみられた。ただ、買い一巡後は目先的な達成感や短期上昇による過熱感などが警戒され、手じまい売りに押される格好となった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、シスコ・システムズやメタ(旧フェイスブック)、アプライド・マテリアルズなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比330円安の3万8560円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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