米国株式市場:FOMC議事録で早期利下げ期待が後退、NYダウ反落、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2024/5/23 7:46

 22日の米国株式は、NYダウが前日比201.95ドル安の3万9671.04ドルと反落、ナスダック総合指数が同31.080ポイント安の1万6801.544ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億7388万株、ナスダック市場が65億5690万株だった。

 4月30日-5月1日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表され、インフレの後退までには、想定していたよりも時間がかかるとの認識が示された。早期利下げ期待が後退した。また、通常取引終了後にエヌビディアが決算発表を行うことから、積極的な売買は控えられた。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)やアムジェン、ゴールドマン・サックスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比15円高の3万8635円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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