6日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、155円台後半を軸に上値の重い展開か

為替

2024/6/6 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=155円00銭-156円40銭

 6日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台後半を軸に上値の重い展開とみる。米国時間のドル・円は米5月ISM非製造業景気指数が市場予想を上回ったことからドル買い・円売りが優勢となったが、米5月ADP雇用統計が市場予想に届かず、ドル・円は次第に上値が重くなった。米労働需給の緩みが意識されれば東京時間もドル・円は上値の限られた展開が予想される。このほか、中村日銀審議委員が札幌市の懇談会で発言する予定で、こちらも関心を払っておきたい。また、きょうはECB(欧州中央銀行)理事会の結果公表があり、対ユーロでの動きがドル・円にも影響する可能性があって、様子見ムードも強まりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約、中村日銀審議委員が発言

アジア太平洋:豪4月貿易収支、韓国が休場

北米:米新規失業保険申請件数、米4月貿易収支

欧州:ECB(欧州中央銀行)理事会の結果公表、ユーロ圏4月小売売上高

その他:ブラジル5月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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