日経平均42円安と反落、一時下げ幅拡大も引けにかけ下げ渋る=7日前場

 7日前場は日経平均株価が、前日比42円47銭安の3万8661円04銭、TOPIX(東証株価指数)が同1.21ポイント安の2756.02ポイントと、そろって反落した。朝方からきのう6日の上値の重い動きが継続。一時上げ転換する場面もみられたが、手がかり材料難のなか、戻り待ちの売りに押された。日経平均は午前11時1分に、同142円66銭安の3万8560円85銭を付けた。ただ、その後は前場の取引終了にかけて、下げ渋る格好となった。東証プライム市場の出来高は6億5973万株、売買代金は1兆7824億円。騰落銘柄数は値上がりが948銘柄で、値下がりの620銘柄を上回った。変わらずは79銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち18業種が下落、15業種が上昇した。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、中外薬<4519.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株が下落。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、関西電<9503.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株も安い。ゆうちょ銀行<7182.T>、三菱UFJ<8306.T>などの銀行株や、出光興産<5019.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も軟調。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株も弱い。一方、住友鉱<5713.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が高い。

 個別では、塩野義薬<4507.T>、ホソミクロン<6277.T>、ホーチキ<6745.T>、サワイGHD<4887.T>、SHIFT<3697.T>などが下落。半面、ミガロHD<5535.T>、Mフォワード<3994.T>、アインHD<9627.T>、レーザーテク<6920.T>、トリケミカル<4369.T>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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