今晩のNY株の読み筋=米5月CPIとFOMCを控え模様眺めか

株式

2024/6/10 17:36

 7日の米国株式市場において、NYダウは4日ぶりに反落。米5月雇用統計で、失業率は市場予想を上回ったが、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回り、米10年債利回りが急上昇する中、米国市場は下落して取引を開始。しかし、その後、月次売上高を発表したTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)を中心に半導体関連株が買い戻され、景気敏感株も堅調に推移。ただ、翌週に米5月CPI(消費者物価指数)、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることから引けにかけて模様眺めとなり、NYダウは前日比87ドル安の3万8798ドルで終えた。

 10日は特に重要な経済指標の発表はなく、12日に米5月CPIとFOMC(11日~)を控えており、模様眺め気分が強まりそう。NYダウは3万9000ドル割れでもみ合いか。

<主な米経済指標・イベント>

特になし

(日付は現地時間)

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提供:ウエルスアドバイザー社

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