放電精密が3日ぶり急反落、決算発表きっかけに売りに押される

株式

2024/7/3 16:29

 放電精密<6469.T>が3日ぶりに急反落し、一時171円安の1311円を付けた。2日引け後、25年2月期第1四半期(24年3-5月)の連結決算を発表。損益が黒字転換したものの、連日で物色されていたことから、決算を発表きっかけとした売りに押されたようだ。

 第1四半期決算は、売上高が29億8900万円(前年同期比4.6%増)、営業損益は7800万円の黒字(前年同期は1900万円の赤字)に転換した。売上高は、金型セグメントの住宅および交通・輸送関連の生産量が減少したが、放電加工・表面処理セグメントの航空・宇宙、環境・エネルギー関連が堅調に推移し増収を確保。損益面では、増収効果や価格転嫁に加え、動力費などのコスト削減策も寄与した。

 第2四半期累計(24年3-8月)の業績予想は、売上高64億5400万円(前年同期比12.3%増)、営業損益700万円の黒字(前年同期は3300万円の赤字)を据え置いている。

 3日の終値は、前日比158円安の1324円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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