<米国株情報>サウスウエスト航空、エリオットへの対抗措置で「ポイズン・ピル」導入

株式

2024/7/4 10:36

 格安航空大手サウスウエスト航空<LUV>は3日、アクティビスト(物言う株主)で経営陣の刷新を要求しているエリオット・マネジメントに対抗するため、エリオット以外の株主に新株予約権を付与する「ポイズン・ピル」を導入したと明らかにした。

 「ポイズン・ピル」は期限を1年間としており、エリオット以外のすべての株主に保有株1株につき、50%の割引価格でサウスウエスト航空の新株1株を購入する権利を与えるもの。エリオットはサウスウエスト航空の11%を保有しているが、さらなる買い増しを計画しており、同社の持ち株比率が少なくとも12.5%に高まった時点で発動される。

 エリオットは6月、サウスウエスト航空経営陣のリーダーシップの欠如を批判し、今後、最大株主として、経営陣の交代や包括的な事業見直しを含む大規模な経営刷新を進めていきたい考えを示していた。

 エリオットは経営陣の交代について、サウスウエスト航空会社のボブ・ジョーダンCEO(最高経営責任者)とゲイリー・ケリー会長の2人が現在の経営難を引き起こしたとし、社外候補者との交代を要求。エリオットは書簡で、「最高クラスの航空会社から最も出遅れた航空会社の1つに転落した」と批判している。

<関連銘柄>

 NFNYダウ<1545.T>、NFNASQ<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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