<相場の読み筋>3月13日
2019/3/13 7:33
12日の米国株式は、NYダウが前日比96.22ドル安の2万5554.66ドルと反落、ナスダック総合指数は同32.967ポイント高の7591.031ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算はニューヨーク市場が8億2533万株、ナスダック市場が21億4537万株だった。米2月CPI(消費者物価指数)で、変動の大きいエネルギーと食品を除いたコア指数が、前月比0.1%増と市場予想平均の同0.2%増を下回り軟調に推移。また、新型旅客機「737MAX」が2回目となる墜落事故を起こし、同機を製造したボーイングへの業績悪化懸念が続き、NYダウの重しとなった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップルやアルファベット(グーグルの持株会社)、マイクロソフトなどが買われ、同指数の上昇を支えた。
13日の東京株式は反落後、底堅い展開か。日経平均株価は直近2日間で、前週末8日に下落した分を取り戻し、3月限SQ(特別清算指数)値の2万1348円40銭を上回った。ただ、2万1400円前後の水準は、2月後半にもみ合いとなった水準でもあり、ヤレヤレの売りが控えているとみられ、上値は重そうだ。一方で、下値を売る材料にも乏しいことから、底堅い動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(12日終値は111円36-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円46-50銭)と小動き。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、12日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比100円安の2万1230円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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