日工が急反発に年初来高値を更新、第1四半期は営業黒字に浮上、1対5の株式分割も

株式

2019/8/8 16:05

 日工<6306.T>が急反発し、一時395円高の3320円を付け、7月4日の年初来高値3025円を更新した。7日引け後に20年3月期第1四半期(19年4-6月)の連結決算を営業黒字に浮上し、同時に1対5の株式分割を実施することを明らかにし、人気が高まった。

 第1四半期決算は、売上高が80億100万円(前年同期比47.7%増)、営業損益が2億7600万円の黒字(前年同期は2600万円の赤字)となった。アスファルト関連事業において、輸出が増加し、海外子会社の決算時期変更による影響もあり、収益を伸ばした。コンクリートプラント関連事業の拡大なども寄与した。

 株式分割については、9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載・登録された株主に対し、普通株式1株につき5株の割合で分割する。効力発生日は10月1日。

 8日終値は、前日比220円高の3145円。

提供:モーニングスター社

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