16日の東京外国為替市場=ドル・円、106円台で底堅く推移

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2019/8/16 15:01

 16日の東京外国為替市場でドル・円は、底堅く推移した。

 前日のECB(欧州中央銀行)高官のハト派発言を受け欧米金利が低下し、上値の重たかったドル・円は、朝方1ドル=106円10銭近辺で推移していたが、日経平均株価の売り先行を受けやや軟化。一時106円ちょうどまで下押しした。その後、中値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったほか、日経平均株価のプラス転換、時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したことなどを受けてドル・円は反発し、一時106円26銭まで上値を伸ばした。

 午後に入り、日経平均株価が再びマイナス転換するとドル・円もやや軟化したが、特段の円買い要因もなく、引けにかけて日経平均が再度プラス圏を回復するとドル・円は底堅く推移した。

 15時現在、106円10銭となっている。

提供:モーニングスター社

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