ラサ商事が6日続伸、上期および通期の連結営業利益予想を上方修正

株式

2019/9/17 12:39

 ラサ商事<3023.T>が6日続伸。13日引け後に、20年3月期上期(19年4-6月)および通期の連結営業利益予想を上方修正したことが材料視されている様子。株価は前週末比24円高の862円まで値を上げている。

 20年3月期上期について、予想売上高は従来の140億円から138億円(前年同期比6.5%減)に減額したが、営業利益を5億円から7億5000万円(同17.2%増)に増額。通期も売上高は320億円から310億円(前期比2.4%減)に減額したが、営業利益を19億円から19億5000万円(同3.9%減)に引き上げている。上期は、米中貿易摩擦の影響による化成品関連事業や資源・金属素材関連事業の伸び悩みから、売上高は若干の未達となるが、利益面は産機・建機関連事業や環境設備関連事業で部品供給やメンテナンスが利益確保に貢献し、プラント・設備工事関連事業では高採算の工事案件が完工したことが押し上げに働く。ただ、通期については、下期に資源・金属素材関連事業とプラント・設備工事関連事業の取引採算が厳しくなることを織り込んだ。

 午後零時36分時点の株価は12円高の850円。

提供:モーニングスター社

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