クレセゾンが反落、野村証は「Neutral」継続、目標株価は1700円に引き下げ

株式

2019/10/7 16:34

 クレディセゾン<8253.T>が反落。野村証券では4日付で、投資判断「Neutral」(中立)を継続、目標株価は2000円から1700円に引き下げている。

 同証券では業績予想を修正、連結事業利益について、20年3月期448億円(前期比14.2%減、従来575億円、会社側計画は425億円)、21年3月期516億円、22年3月期505億円と試算している。新基幹システム活用による事業拡大が見込めるものの、カード業界の競争激化や、新規事業投資の発生、利息返還追加繰入リスクなどを考慮すると、利益成長は中期経営計画を下回る水準と想定するとしている。事業利益の年率平均成長は、20年3月期―22年3月期で6.2%(会社側計画は18.8%)と予想している。

 目標株価1700円は、従来同様PBRとROEを用い、20年3月期予想修正ROEが6.2%であることを考慮し、PBR0.6倍程度を適用し算出されている。今後は中期経営計画で掲げるペイメント事業の拡大が実現するかに注目したいとしている。

 7日の終値は前週末比43円安の1413円。

提供:モーニングスター社

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