<特集>チャートで選ぶ有望株(1)=決算発表の本格化を前に個別では手掛かり材料不足

株式

2019/10/11 17:55

 米中の通商協議に対するトランプ米大統領のツイッターや、見通しに関するニュースに揺さぶられる相場が続いている。NYダウは2万6000ドル台で底堅く、日経平均株価も11日には米中の協議進展への期待から2万1400円近辺でのもみ合いから上放れた。各国で景気の減速を示す経済指標が相次いでおり、中央銀行が一段の金融緩和に進むとの期待も下支え要因となっている。株価指数だけを見れば、それほど悪い相場ではないのだが、なかなか儲からないというのが、個人投資家の感想ではなかろうか。

 また、10月最終週には9月末に四半期末、期末を迎えた企業の決算発表が本格化する。決算までの端境期とあって個別の材料も出にくい。こうした局面では信用需給やテクニカルを手がかりとするのも一つの方法。今回はチャートに注目してみた。

提供:モーニングスター社

関連記事

  • <話題>気になる10月度の月次売上高

    株式

    2019/10/11 17:54

     今週(7-11日)目に付いたのは、9月度の売上高に対する市場の評価。いくら大幅な増収になっていても、消費税率引き上げ前の駆け込み需要によるものであれば、株価には響かない。7日引け後に発表したオートバ・・・…続き

  • 今晩のNY株の読み筋=引き続き閣僚級米中貿易交渉に注目

    株式

    2019/10/11 17:53

     きょうの米国株式市場は、14日コロンブスデーの祝日に伴い3連休前となる。 きょうの焦点は2日目となる閣僚級による米中貿易交渉。きのうトランプ米大統領は、あすホワイトハウスで中国の劉鶴副首相と会談する・・・…続き

  • 来週の日本株の読み筋=米中対立をめぐる楽観色が維持できるかが焦点

    国内市況

    株式

    2019/10/11 17:53

     来週(15-18日)の東京株式市場は、米中対立をめぐる楽観色が維持できるかが焦点になる。現地11日まで開催の米中閣僚級貿易協議の結果次第ながら、市場では「完全合意は無理としても、部分合意や(15日の・・・…続き

マーケット情報

▲ページTOPへ