Jフロントが7日続伸、SMBC日興証は「2」継続、目標株価は1500円に引き上げ

株式

2019/10/17 17:06

 J.フロント リテイリング<3086.T>が前日比変わらずをはさみ7日続伸。SMBC日興証券では16日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は1400円から1500円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を1500円に引き上げるとしている。建替え店舗の寄与により業績は20年2月期を底に回復に向かう見通しだが、同社計算では百貨店の総売上が1%減れば事業利益は16億円減となり、百貨店他社比で免税売上が好調に推移してきたゆえに売上懸念があり、「売上トレンドの注視が続こう」とコメントしている。

 また、消費の2極化により、消費増税後の百貨店の国内客売上の鈍化が限定的となれば、売上懸念が軽減し、業績底打ちを素直に評価する可能性もあると予想している。

 同証券では連結営業利益について、20年2月期467億円(前期比14.1%増、会社側計画は470億円)、21年2月期502億円、22年2月期549億円、23年2月期556億円、24年2月期563億円と試算している。

 17日の終値は前日比12円高の1374円。

提供:モーニングスター社

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