デジハHDが続急伸、取得上限70万株の自社株買いとラックとの合弁会社設立を材料視

株式

2019/11/12 16:32

 デジタルハーツホールディングス<3676.T>が続急伸し、一時103円高の1007円を付けている。11日引け後、今後の事業展開に応じた機動的な資本政策を遂行するとともに、株主還元および資本効率向上のため、自社株買いを実施すると発表、材料視された。

 自社株買いの取得上限は70万株(自己株を除く発行済み株式数の3.18%)・5億円。取得期間は11月12日から20年2月6日までとしている。

 同時に、事業基盤のさらなる強化を目的に、国内セキュリティー大手のラック<3857.T>と合弁会社を設立すると発表。新たに設立する合弁会社レッドチーム・テクノロジーズでは、セキュリティーリスクを経営課題と捉える大手金融機関や大手流通企業、決済事業者などの企業における、オンライントレーディングやバンキングシステム、電子商取引システムなどを対象に、世界有数のホワイトハッカーを活用したSynack社のクラウドソースペネトレーションテストを提供するとした。

 20年3月期第2四半期(19年4-9月)の連結決算は、売上高が102億2200万円(前年同期比9.5%増)、営業利益が5億1800万円(同33.3%減)だった。

 12日の終値は、前日比97円高の1001円。

提供:モーニングスター社

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