アイダが反発し年初来高値、20年3月期第2四半期は大幅な増益で着地

株式

2019/11/14 7:37

 アイダエンジニアリング<6118.T>が反発。一時63円高の1012円を付け11日の年初来高値962円を更新した。12日引け後、20年3月期第2四半期(19年4-9月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第2四半期決算は、売上高が342億7400万円(前年同期比15.0%減)、営業利益は30億2700万円(同29.7%増)だった。売上高は、特に中国・米州・欧州での自動車関連向けプレス機械売上の減少が響いた。利益面では、減収の影響があったものの、原価率の改善や販管費の減少などが奏功した。

 20年3月期業績予想で、売上高を従来予想の790億円から720億円(前期比14.4%減)に引き下げたものの、営業利益は63億5000万円(同14.2%増)を据え置いている。自動車関連顧客の設備投資鈍化の影響で、第2四半期に見込んでいたプレス機械受注が想定を下回ったことを織り込んだ。利益面は、粗利益率の改善や販管費の削減などで売上高減の影響を吸収するとしている。

 13日の終値は、前日比39円高の988円。

提供:モーニングスター社

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