日立、損害保険ジャパン日本興亜とさいたま市でインフルエンザの流行状況を予測・情報配信の実証試験

株式

2019/12/4 16:31

 日立製作所<6501.T>は4日、SOMPOホールディングス(SOMPOH)<8630.T>グループの損害保険ジャパン日本興亜と、埼玉県さいたま市において、AI(人工知能)を活用し、インフルエンザの流行状況を予測・情報配信するサービスの実証を、12月6日から開始すると発表した。

 今回の実証では、今後流行が予測されるインフルエンザのり患率の低下に向け、さいたま市における4週間先までのインフルエンザの流行度合い(レベル0-3)を予報する住民向けWebサイトを立ち上げ公開する。パソコンやスマートフォン、タブレット端末などから同サイトにアクセスすることで、同市における流行速報やインフルエンザの予防・処置に役立つ関連情報をいち早く把握することが可能になる。また、小売店の店舗内にあるサイネージにも予報情報を表示するほか、コミュニケーションアプリ「LINE」上に専用アカウントを開設し、予報情報を定期的に通知するとしている。

 4日の終値は、日立が前日比16円安の4236円、SOMPOHが同5円高の4258円。

提供:モーニングスター社

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