モロゾフは小反落、第3四半期累計は大幅減益も株価の下落は限定的

株式

2019/12/5 16:34

 モロゾフ<2217.T>が小反落。4日引け後の決算発表で、20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)の単体営業利益は大幅減益となったが、株価の反応は限定的。前日比35円安の4950円まで値を下げるにとどまっている。

 20年1月期第3四半期累計は、売上高187億5600万円(前年同期比0.7%減)、営業利益4000万円(同92.3%減)。季節限定の半生菓子やカスタードプリンなどの洋生菓子は好調だったが、百貨店の店舗閉鎖の影響に加え、大型台風の相次ぐ上陸など天候不順の影響で夏季商品が低調に推移したことにより、全体として減収。利益面は減収の影響に加え、西神工場の焼き菓子ライン再構築や店舗の出店、改装に伴う減価償却費の増加、人手不足を背景とした人件費の上昇、運賃値上げによる運送費の上昇など、諸費用の増加が重しとなった。

 5日の終値は、前日比55円安の4930円。

提供:モーニングスター社

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