11日の東京株式市場見通し=もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2019/12/11 7:47

 予想レンジ:2万3300円-2万3500円(10日終値2万3410円19銭)

 11日の東京株式は、もみ合いとなりそうだ。手掛かり材料難から上値は追いづらいとみられる一方、日経平均株価の25日移動平均線(10日時点で2万3319円)が下支え水準として意識されそうで、方向感に欠ける展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(10日終値は108円62-63銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の半ば(同120円24-28銭)とやや円安方向にある。10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、アドバンテスト<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが、10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比変わらずの2万3450円だった。(高橋克己)

11日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月国内企業物価指数、10-12月期法人企業景気予測調査

・IPO(新規上場)=マクアケ<4479.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米11月消費者物価

・パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)

・ブラジル中銀政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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