清水建設、地山状況を予測できる前方探査システム「S-BEAT」を改良

株式

2019/12/13 16:56

 清水建設<1803.T>は13日、トンネル掘削作業を中断することなく、切羽前方80m程度先までの3次元的な地山状況を予測できる前方探査システム「S-BEAT」を改良し、データ通信方式を従来の有線式から無線式に変更した新システムを開発したと発表した。

 新システムにより、データ計測の作業効率が向上するとともに、坑内環境に左右されずに計測を行うことが可能になるという。複数のトンネル現場に新システムを試験適用した結果、大幅な省力化・省人化効果が確認でき、今後、神奈川県秦野市内で施工中の新東名高速道路高取山トンネル西工事に実装する予定としている。

 13日の終値は、前日比7円高の1126円。

提供:モーニングスター社

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