ウィルズがカイ気配、みずほ証が紹介リポート

株式

2019/12/19 9:09

 きのうIPO(新規上場)2日目で初値を付けたウィルズ<4482.T>がカイ気配で始まった。みずほ証券は18日付で紹介リポートを発行した。

 同社は株主管理プラットフォーム事業を展開。個人投資家向けマーケティングツール「プレミアム優待倶楽部」で知られる。同証券は継続性の高いストック型収益モデルを強みとみる。顧客社数の増加だけではなく、顧客企業が長期保有株主の拡大を図るための長期インセンティブの付与によっても売上高が膨らむ仕組みで、2段階の成長が見込まれる構造だと指摘している。営業利益は20年12月期を3.8億円(19年12月期会社計画は2.7億円)、21年12月期を5.0億円と予想した。

 ウィルズは上場初日の17日は買い先行で売買が成立せず、18日に公開価格960円の4.72倍に相当する4535円で初値を付けている。ただ、その後は売りが優勢となって同日の終値は4050円まで下げていた。

提供:モーニングスター社

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