鹿島、荷卸しされるコンクリートをモニタリングし、その動画像から施工性の良否を判定するシステムを開発

株式

2019/12/25 15:58

 鹿島<1812.T>は25日、土木分野のコンクリート工事において、アジテータ車から荷卸しされるコンクリートの全量を連続的にモニタリングし、その動画像から施工性の良否をリアルタイムで判定するシステムを開発したと発表した。

 今回開発したシステムは、市販のビデオカメラと分析システムを搭載したパソコン、パトランプやブザーといった簡易なツールで構成されている。荷卸しされるコンクリートの全量を連続的にモニタリング、動画像分析することで、施工性の悪いコンクリートを自動的に検知・排除し、所定の施工性を有するコンクリートだけを受け入れることができるという。また、クラウド上に分析データを記録することで、施工中のコンクリートの状態をタブレットなどでいつでも、どこでも確認することも可能としている。

 25日終値は、前日比1円安の1464円。

提供:モーニングスター社

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