<年末年始特集>ドル・円は小幅レンジが継続―ECB緩和見直しでユーロ・円上昇か(1)
2019/12/30 18:10
<19年は米中貿易摩擦の激化・長期化で年央に円買い強まる>
19年の主要通貨はドル・円、ユーロ・円とも米中貿易摩擦の激化・長期化への懸念から年央にリスク回避の円買いが一段と強まる展開となった。ただ、年初来ではドル・円は上下8円以内の狭いレンジにとどまり、ユーロ・円も上下11円以内と小幅だった。
ただ、対主要通貨の視点でみていくと、クロス・円ではバラツキがみられる。原油高にツレて通貨高となったロシアルーブルは対円で年初来12%近く上昇。利下げサイクルに入ったものの政策金利7.25%と高金利のメキシコペソ、米利下げ発の世界的な利下げラッシュにのまれなかったカナダドルはロシアルーブルに次いで対円で買われている。一方、米利下げサイクルの影響を受ける格好で年複数回の利下げを行ったニュージーランド、オーストラリア、ブラジル、マイナス金利政策をとるスイス、ユーロ圏、デンマーク、スウェーデンなどの通貨安が目立っており、スウェーデンクローナは対円で年初来6%超の下落となっている。なお、スウェーデン中銀は12月19日の金融政策決定会合で、政策金利をマイナス0.25%から0%に20年1月8日から引き上げることを決定している。
提供:モーニングスター社
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