9日の東京外国為替市場=リスクオフ後退で日経平均上昇、ドル・円もツレ高

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2020/1/9 15:07

 9日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル買い・円売り優勢も小幅なレンジにとどまった。

 トランプ米大統領が8日、イランに対し「軍事力は行使したくない」と述べたことで米イラン間への過度な懸念が後退。これを受け、きょうの株式市場で日経平均株価が寄り付きから急伸すると、寄り前1ドル=109円ちょうど近辺だったドル・円は日経平均の上昇とともに上げ足を速め、一時109円25銭まで上伸した。

 その後、日経平均はジリ高歩調を強める流れとなり、ドル・円は109円20銭近辺で小幅にもみ合う展開が続いたが、日経平均が引けにかけて上げ幅を広げると、109円28銭まで上値を伸ばした。ただ、1ドル=110円を目指すには材料不足との見方もあり、次第に上値は重くなった。

 15時現在、109円27銭となっている。

提供:モーニングスター社

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