<相場の読み筋>1月10日
2020/1/10 7:41
9日の米国株式は、続伸した。NYダウが前日比211.81ドル高の2万8956.90ドル、ナスダック総合指数が同74.184ポイント高の9203.426ポイントで取引を終了。NYダウは2日に付けた史上最高値(2万8868.80ドル)を更新し、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を塗り替えた。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億7586万株、ナスダック市場が25億9699万株だった。中国政府は9日、劉鶴副首相が13-15日に米国を訪問し、15日に米国との貿易交渉「第一段階」の合意文書に署名すると発表。トランプ米大統領がイランに対し、報復攻撃を行わないと表明したことも引き続き支えとなった。NYダウ採用銘柄では、アップルやゴールドマン・サックス、コカ・コーラなどが値上がり率の上位に入っている。
10日の東京株式は、もみ合いか。きのう9日に大幅反発したことから、急激な上昇への短期的な警戒感や、週末要因などから、手控えムードが広がりそう。1月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日で、市場推定のSQ値が意識される場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(9日終値は109円34-36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の半ば(同121円53-57銭)と小動き。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、コマツ<6301.T>、日電産<6594.T>、TDK<6762.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比45円高の2万3745円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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