<新興国eye>トルコ10月失業率、13.4%に低下

新興国

2020/1/15 11:19

 トルコ統計局が10日発表した19年10月の失業率(季節調整前)は13.4%と9月の13.8%を下回った。同国の失業率は19年5月の12.8%まで低下したあと、6月の13%から8月の14%まで3カ月連続で上昇した。ただ、9月に再び低下に転じており、これで2カ月連続の低下となる。

 このうち、非農業部門の失業率は15.7%(9月は16.4%)となった。

 年代別では15-64歳が13.7%(9月は14.1%)となったのに対し、15-24歳の若年層は25.3%(同26.1%)と突出している。

 また、失業者数(15歳以上)は前年比60万8000人増の439万6000人となった。一方、雇用者数は同52万7000人減の2834万3000人となり、雇用率も前年比1.6ポイント低下の45.9%(9月は46.1%)となった。

 セクター別の雇用者数は、サービス業が全体の56.3%と最も高く、次いで製造業の20%、農業の17.9%、建設業の5.8%となった。

 労働市場参加率は53.0%(9月は53.5%)だった。

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 iS新興国<1362.T>、上場MSエマ<1681.T>

提供:モーニングスター社

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