日経平均は130円程度高、買い先行後はやや上値が重いもよう=17日寄り付き

 17日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比130円程度高い2万4064円前後で推移する。きのう16日の堅調地合いや、現地16日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が史上最高値を更新したことも好感され、買いが先行。寄り付き直後には、同182円82銭高の2万4115円95銭を付けている。その後は、戻り待ちの売りに上げ幅を縮小し、やや上値が重いもよう。シカゴ日経平均先物の清算値は、16日の大阪取引所終値比115円高の2万4055円だった。

 業種別では、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も堅調。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株も上げている。

 個別では、三洋貿易<3176.T>、THK<6481.T>、ベイカレント<6532.T>、オーケストラ<6533.T>、gumi<3903.T>などが上昇。半面、ランド<8918.T>、タカショー<7590.T>、ヤマシタHH<9265.T>、ディップ<2379.T>、エムアップ<3661.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=110円台の前半(16日終値は1ドル=109円97-99銭)、1ユーロ=122円台の半ば(同122円59-63銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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