エヌピーシーが3日ぶり反発、水戸証は「B+」・目標株価600円でカバー開始

株式

2020/1/24 15:55

 エヌ・ピー・シー<6255.T>が3日ぶりに反発。水戸証券では23日付で、投資判断「B+」(やや強気)、目標株価600円でカバーを開始している。

 目標株価600円は、20年8月期予想PER約16倍から算出されている。過去1年間の月次終値をベースとした会社側計画の予想PERは約10倍から約16倍で推移しており、直近の評価の高まりや中長期の利益成長ポテンシャルを踏まえ、高めの評価となっている。環境関連のパネルのリユース・リサイクル事業はポテンシャルが高そうだとコメントしている。2012年に固定価格買取制度が導入されて以降に太陽光発電は大幅に増加したものの、パネルの製品寿命は約25年から30年の模様であり、資源エネルギー庁の「太陽光発電設備の廃棄対策について」では、日本国内の排出パネルは2020年の約0.3万トンからピークの2035-2037年頃に年間約17-28万トンになると予測されているとコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、20年8月期9億6000万円(前期比40%増、会社側計画は8億1000万円)、21年8月期11億円と試算している。

 24日の終値は、前日比12円高の504円。

提供:モーニングスター社

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