タイセイ、ジリ高基調続く

株式

2020/2/4 16:34

 包装資材、食材の小ロッド通信販売を手掛けるタイセイ<3359.T>は3月にブランド名の「cotta」に商号変更予定。2005年上場の福証Qボードから13年にマザーズへの並行上場した変わり種で、個人向け食材Eコマース(電子商取引)サイトのヒットから評価を高めている。20年9月期業績予想は非開示ながら、増益が見込まれている。

 個人向け食材Eコマースサイト「cotta」では、菓子・パンの原料などを販売。クリスマスやバレンタインデー前が繁忙期となる。前年6月からこれまでの九州に加えて新潟にも出荷拠点を構築。強化が課題となってきた出荷能力向上、送料削減が期待されている。Eコマース事業のほか、資格事業でもおうちパンマイスターなどの施策事業で「米粉パンマイスター」「ナチュラルスイーツマイスター」などを追加し、受講者数を伸ばしている。

 株価はジリ高基調が続くが、時価総額はまだ45億円程度。拡大余地は大きそうだ。

 4日の終値は、前日比3円高の450円。

提供:モーニングスター社

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