日経平均は195円程度高、3万9000円突破で投資家心理が好転もよう=26日前場

 26日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比195円程度高い3万9368円前後で推移する。きのう25日の堅調な値動きが継続し、朝方から買いが先行。午前9時59分には、同242円36銭高の3万9415円51銭を付けている。心理的なフシ目の3万9000円を突破したことで、投資家心理が好転したもようで、堅調な値動きが続いている。現地25日の米国株式市場では、NYダウが6日ぶりに反落した一方、ハイテク株高を受けてナスダック総合指数は4日ぶりに反発した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比140円高の3万9290円だった。

 業種別では、全33業種のうち12業種が上昇、21業種が下落している。中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株が上昇。アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。楽天グループ<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、大林組<1802.T>、清水建<1803.T>などの建設株も堅調。一方、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株が安い。テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も下落している。

 個別では、藤田観<9722.T>、サワイGHD<4887.T>、東洋証<8614.T>、リオン<6823.T>、マイクロニ<6871.T>などが上昇。半面、ブックオフH<9278.T>、スギHD<7649.T>、鴻池運輸<9025.T>、アイモバイル<6535.T>、NJS<2325.T>などが安い。

 東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=159円台の後半(25日は159円48-50銭)、1ユーロ=171円前後(同171円06-10銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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