ポエックは株価に回復感、業績も第2四半期から復活モード

株式

2020/2/14 16:08

 ポエック<9264.T>に回復感が出ている。目先は1月高値3145円(9日)奪回が目標となり、その後にさらなる上昇も期待できそうだ。

 同社はポンプ、空調機器、ろ過装置などを扱う産業インフラ機器の商社。それに加えて、メンテナンス機能とともに、環境関連機器製造のメーカー機能も持つ。20年8月期は第1四半期決算が赤字だったが、通期では好決算の見通しだ。

 第1四半期の連結業績は売上高13億1700万円(前年同期比9.7%増)、営業損失900万円(前年同期実績2800万円の損失)だった。環境・エネルギー事業、動力・重機等事業は好調。特に環境・エネルギー事業は関東・北陸地区で人員体制を強化したことで、同地区における収益が拡大した。

 ただ、協立電機工業(神奈川県茅ヶ崎市)をM&A(企業の合併・買収)するにあたり、仲介会社に対する報酬など一時的なコストが増加し、それが赤字化に影響した。第2四半期の前年12月-今年2月以降は新子会社の貢献がある上、防災・安全事業に大型案件があり、その貢献も予想される。通期業績は売上高62億9800万円(前期比11.6%増)、営業利益2億4600万円(同18.5%増)を見込んでいる。

 14日の終値は、前日比189円安の2750円。

提供:モーニングスター社

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