<特集>今こそ国策銘柄をマーク(4)=凸版―マイナンバー関連で割り負け感に需給思惑も

株式

2020/2/21 18:07

 凸版印刷<7911.T>に狙い目がある。政府はマイナンバーカード(電子証明書)を活用してポイント(マイナポイント)を付与する新制度を20年9月から21年3月まで実施する。対象はマイナンバーカードを取得し、マイキーIDを設定した人で、利用上限は5000ポイントとなっている。同社は、同カードを活用する公的個人認証サービスの利用を行う民間事業者として総務大臣の認定を受けたプラットホーム事業者の1つであり、先行き注目される可能性がある。

 足元の業績は順調で割り負け感の強い銘柄でもある。20年3月期の連結営業利益は570億円(前期比24.7%増)と増益に転じる見通しだ。情報コミュニケーション事業分野では、キャッシュレス決済関連サービスやICカード関連、プレミアム商品券が好調に推移し、生活・産業事業分野での採算改善も寄与してくる。

 株価は、19年12月19日に昨年来高値2309円を付けた後、上値が重くなり、今年2月13日には1986円まで調整を余儀なくされたが、PER11倍台、PBR0.5倍台と割安水準にあり、逆張り候補としてマークできよう。

 しかも、14日申し込み現在の信用取引残高は、買い残が17万株強、売り残高が20万株強とやや売り長状態。日証金ベースでは逆日歩が継続している。さらに、同日報告分の株券等貸借週末残高によれば、借り手のカラ売りポジションにつながる貸付残高が有担保・無担保合計で450万株超に上っており、需給思惑も内包している。

提供:モーニングスター社

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