<米国株情報>オキシデンタル、減配と設備投資減額を発表―原油先物価格の急落で

株式

2020/3/12 10:26

 石油大手オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>は10日、配当計画の下方修正と設備投資の減額を発表した。新型コロナウイルス感染拡大による世界景気の減速で原油需要の後退が見込まれるほか、OPEC(石油輸出国機構)プラス会合での減産協議決裂で原油先物価格が急落したこと受け、支出を削減する。7月20日に予定している配当金の支払いを1株につき0.79ドルから0.11ドルに引き下げるほか、今年度の設備投資額を当初計画の52億-54億ドルから35億-37億ドルに削減する。

 ビッキ・ホルブCEO(最高経営責任者)は、「原油など商品価格が急落しているため、債務を減額し、バランスシートを強化する」としている。今回の措置により、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が1バレル=30ドル台の前半に急落しても、「キャッシュフローの分岐点を引き下げることが可能になる」という。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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