東京ドームが3日続落し連日で昨年来安値、21年1月期の業績予想は未定で先行き不透明感を警戒

株式

2020/3/13 16:15

 東京ドーム<9681.T>が3日続落。55円安の651円を付け、連日で昨年来安値を更新した。12日引け後、20年1月期の連結決算を発表。増収増益で着地したものの、21年1月期の業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難とし、未定としている。プロ野球の開幕時期が3月中旬から4月の中旬以降に後ズレしたこともあり、先行き不透明感を警戒する動きとなったようだ。

 20年1月期決算は、売上高が915億5700万円(前期比5.2%増)、営業利益が117億2800万円(同2.2%増)だった。台風などの自然災害による影響があったものの、東京ドームでの野球関連イベントの開催日数の増加や、東京ドーム内の飲食店舗の販売好調、複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」を開業したことなどにより増収となった。

 13日の終値は、前日比10円高の716円。

提供:モーニングスター社

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