ピジョンが堅調、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は4500円に引き下げ

株式

2020/4/7 17:18

 ピジョン<7956.T>が堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では6日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は4800円から4500円に引き下げている。

 同証券では、新型肺炎でインバウンド需要の減速や出荷が滞るなどの悪影響を受けることはやむなく、業績予想を引き下げるものの、必需品である同社製品の需要は底堅く、参入障壁に守られた中長期的な成長シナリオは継続するという見方に変更はないとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年12月期164億円(前期は11カ月変則決算のため前期との比較はなし、従来195億円、会社側計画は181億円)、21年12月期187億円(従来213億円)、22年12月期210億円と試算。同証券の予想は、インバウンド需要の減速は前期比6割減とおき、それに中国事業が代替して増加する可能性はみておらず、物流やオフラインの閉鎖などの予期せぬ事態もあるとみているという。アジア域内での競合状況の安定差は変わらない中、株価は以前より下落した現在の株価は魅力的であると考えているとしている。

 7日の終値は、前日比70円高の4155円。

提供:モーニングスター社

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