ジェイテクトが急落、20年3月期の最終損益が赤字に転落

株式

2020/5/1 16:45

 ジェイテクト<6473.T>が急落し、68円安の728円を付けた。4月30日引け後、20年3月期の連結決算を発表。最終損益が赤字に転落し、嫌気された。

 20年3月期決算は、売上高が1兆4185億7000万円(前期比6.7%減)で、最終損益は66億3300万円の赤字(前期は246億6300万円の黒字)に転落した。主力の機械器具部品事業で、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速に加え、新型コロナウイルスの感染拡大により需要が減少し、売上高が伸び悩んだ。また、欧州の連結子会社で減損損失を特別損失に計上したことが響いた。

 21年3月期業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を精査中とし、現時点では合理的な算定が困難で、未定としている。

 1日の終値は、前日比60円安の736円。

提供:モーニングスター社

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