東エレクが反発、岩井コスモ証は「A」継続、目標株価は2万6500円に引き下げ

株式

2020/5/7 16:49

 東京エレクトロン<8035.T>が反発。岩井コスモ証券では1日付で、投資判断「A」(強気)を継続、目標株価は2万8800円から2万6500円に引き上げている。

 5G(第5世代移動通信システム)を起爆剤とした半導体成長ストーリーは変わらないものの、4月27日に米国総務省が中国やロシアなどへの半導体製造装置の輸出規制を強化すると表明したことで、中国売上比率が2割弱の同社も影響を受ける懸念があると指摘。一方で、具体的な影響は見極めづらいが、中長期的にはデータセンタ投資や5Gを牽引役とした成長を実現できるという見方を変える必要はないだろうとコメントしている。

 同証券では、半導体製造装置の中国地場半導体向け売上高比率を約8%と推定し、目標株価をこの推定構成比とほぼ同率引き下げ、2万6500円に引き下げるとしている。連結営業利益について、21年3月期2622億円(前期比10%増、会社側計画は非開示)、22年3月期3230億円と試算している。

 7日の終値は、前週末比685円高の2万2360円。

提供:モーニングスター社

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