東計電算が大幅反落、第2四半期・通期の業績予想下ブレを嫌気

株式

2020/5/8 16:12

 東計電算<4746.T>が3営業日ぶりに大幅反落し、685円安の3940円まで売られた。7日引け後に20年12月期第2四半期(20年1-6月)および通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 第2四半期業績予想は、売上高が81億4800万円から78億9800万円(前年同期比10.8%増)、営業利益が16億5200万円から14億3200万円(同1.7%増)に引き下げられた。通期業績予想では、それぞれ170億9500万円から165億1500万円(前期比7.9%増)、36億200万円から33億1200万円(同2.2%減)に減額された。売上高では、新型コロナウィルスによる客先の休業等によるソフトウエア開発の検収遅延およびシステム運用売上の減少が見込まれる。利益面では、売上高の減少およびソフトウエア開発における不採算案件による追加費用の発生が見込まれため、業績予想を見直した。

 同時に発表した第1四半期(20年1-3月)決算は、売上高が41億7400万円(前年同期比8.6%増)、営業利益が9億9600万円(同11.1%増)だった。

 8日の終値は、前日比645円安の3980円。

提供:モーニングスター社

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