大日印、画像処理ソフトとカメラを活用し角度プラスマイナス1度以下の精度でセンシングできるマーカを開発

株式

2020/5/11 7:31

 大日本印刷<7912.T>は7日、物流用の自動搬送ロボットなどの動きを高精度に制御するために、画像処理ソフトとカメラを活用し、角度プラスマイナス1度以下の精度でセンシングできるマーカ(DXマーカ)を開発したと発表した。

 今回同社が開発した「DXマーカ」は、厚さ0.7mm、外形が1辺40mmと80mmのガラス基板で、パレットや倉庫の棚、建物のドアやコーナーの柱、離発着地点など位置を特定したい場所や自動搬送機器、ロボット、ドローンなど無人移動体に装着し、建物や無人移動体の本体に装着されたカメラでマーカを読み取って位置を高精度に位置を検出することができるという。また、このマーカには、マーカを装着した場所や無人移動体を特定出来るIDデータも一緒に埋め込まれており、これらの情報は、カメラ1台と専用ソフトウエアで読み取ることが可能なため、低コストでモノの動きをデータ化し、管理・解析することが可能になるという。

 8日の終値は、前日比67円高の2216円。

提供:モーニングスター社

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