任天堂が小動き、岡三証は「強気」継続、目標株価は6万7000円に引き上げ

株式

2020/5/14 16:30

 任天堂<7974.T>が小動き。岡三証券では13日付で、投資判断「強気」を継続、目標株価は5万6000円から6万7000円に引き上げている。

 21年3月期の大型タイトルの発売予定は発表されていないものの、同証券では大型シリーズタイトルの完全新作が発売されると予想、その発表は株価のカタリストの一つになると予想している。中期的には、DXの加速が継続し、利益構造が変化すると予想、株価バリュエーションが上昇する要因になるとみているという。また、Nintendo Switchの普及の加速やデジタルビジネスの伸長によって、利益成長加速の可能性が高まっていることから、株価バリュエーションに利益成長のプレミアムを付与することは妥当と考え、目標株価を22年3月期予想PER20倍程度となる6万7000円に引き上げるとしている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期4000億円(前期比13.5%増、従来4600億円、会社側計画は3000億円)、22年3月期5600億円(従来5300億円)、23年3月期5750億円と試算している。

 14日終値は、前日比230円安の4万4770円。

提供:モーニングスター社

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