15日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か
予想レンジ:1万9900円-2万200円(14日終値1万9914円78銭)
15日の東京株式は反発後、堅調な展開となりそう。現地14日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行のスタートになるとみられる。政府は14日、新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言を39県で解除すると発表。安倍晋三首相は、第2次補正予算を編成する方針を示しており、経済活動の正常化への期待感が相場を支えそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(14日終値は106円86-87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=115円台の後半(同115円45-49銭)と、円安方向にあることも意識されそうだ。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、オムロン<6645.T>、アドバンテス<6857.T>、キヤノン<7751.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比280円高の2万60円だった。(高橋克己)
15日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 4月国内企業物価指数
・決算発表=エムスリー<2413.T>、日ペイントH<4612.T>、日本郵政<6178.T>、SMC<6273.T>、TDK<6762.T>、かんぽ生命<7181.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、朝日インテク<7747.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、第一生命HD<8750.T>、ヤマトHD<9064.T>、NTT<9432.T>
【海外】(時間は日本時間)
・11:00 中国4月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資
・15:00 ドイツ1-3月期GDP
・21:30 米4月小売売上高、米5月NY連銀製造業景気指数
・22:15 米4月鉱工業生産・設備稼働率
・23:00 米3月企業在庫、米5月ミシガン大学消費者マインド指数
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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