きょうの有力レーティング――ＴＨＫ、ＣＹＢＯＺＵ、アンリツなど
2020/6/2 8:24
プラス方向
ＴＨＫ（６４８１） 野村証券が「ニュートラル（中立）」から「Ｂｕｙ（買い）」に引き上げた。顧客在庫の減少に伴う需要増を見込み、目標株価を３４００円（従来２７４０円）に上積みした。
ＣＹＢＯＺＵ（４７７６） 東海東京証券が新規に強気の「アウトパフォーム」でカバレッジ。目標株価は３２００円。クラウド事業の収益拡大が続くと予想。
アンリツ（６７５４） ＳＭＢＣ日興証券が目標株価を３０００円から３７００円に引き上げた。通信規格５Ｇの市場規模のピークは前身の４Ｇを大きく上回る確度が高まったとして、投資判断は強気の「１」を継続した。
三浦工（６００５） 野村証が目標株価を３９００円から５０６３円に増額。国内外ともに堅実な成長力を評価。コロナ後の環境保護機運の高まりが追い風になるとみて、投資判断「Ｂｕｙ」を継続。
ヨコオ（６８００） ＳＭＢＣ日興証はレーティング「１」と目標株価３４００円を継続。５Ｇ回路検査の好調が続いていると指摘し強気スタンスを維持した。
ＩＲＪＨＤ（６０３５） 水戸証券は目標株価を１万２０００円（従来８３００円）に増額。コロナ禍においてアクティビストの動きが活発化することで、対策サービスの需要が拡大するとみる。投資判断は５段階中最上位の「Ａ」を継続。
マイナス方向
ＴＩＳ（３６２６） 大和証券が５段階中２位の「２」から３位の「３」に格下げ。新型コロナによる対面営業停滞や顧客の業績悪化により、一時的にＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）投資が影響を受けるとみる。一方、その後の早期回復を見込んで目標株価は２３００円（従来２２６７円）に小幅増額した。
西武ＨＤ（９０２４） 岡三証券が「強気」から「中立」に格下げ。インバウンド（訪日外国人観光客）需要がしばらく見込めないことなどから、目標株価を１３５０円（従来２１１０円）に減額。
ＮＯＫ（７２４０） 三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は中立の「ニュートラル」から弱気の「アンダーウエート」に格下げ。フレキシブル基板受注の悪化を危ぐ。目標株価は１４００円（従来１３００円）。
ＩＩＪ（３７７４） 東海東京証は強気の「アウトパフォーム」から中立の「ニュートラル」に格下げ。目標株価は４０００円を継続。
その他 岡三証はＮＴＴドコモ（９４３７）を「強気」から「中立」に格下げ。
（写真：１２３ＲＦ）
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