どうなる日本株―市場関係者に聞く(1)りそなアセットマネジメント・黒瀬氏
2020/6/5 8:55
<りそなアセットマネジメント チーフストラテジスト 黒瀬浩一氏>
バブル本格化の様相に、押し目浅く下値2万円
米経済を下支えするためのFRB(米連邦準備制度理事会)の金融緩和プログラム(基金)は、コロナ禍を通じて総額2.6兆ドル(283兆円)というとてつもない規模に膨れ上がった。実際に活用されたのはまだ4%程度にすぎず、つまり余力は実質的に無制限だ。このため、景気の二番底が到来したとしても、再び大量のマネーが供給されるだろうという見方が株式市場では強い。
本来景気の悪化は1-2年かけてやってくる。しかし今回は新型コロナウイルスによって2カ月でもたらされた。対策の規模とスピードは過去にないものとなり、一種のバブルにつながった。そして、緩和の膨大さを踏まえると、その状況は今後本格化するのではないか。
日経平均は年初来高値更新も十分に想定される。もちろん株価の急騰の反動は想定されるが、一方では積み上がった売りポジションが解消される過程で押し目買いが入りやすい。調整してもPBR(株価純資産倍率)1倍相当の2万円どころが下値メドになるとみられる。
提供:モーニングスター社
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