17日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、方向感の乏しい展開か

為替

2020/6/17 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円80銭-108円00銭

 17日の東京外国為替市場で、ドル・円は方向感の乏しい展開とみる。米国ではトランプ米政権によるインフラ投資への期待に加え、5月の小売売上高が予想を大きく上回ったためリスクオンの流れが強まったが、インフラ投資は前日の東京市場で報じられており、ほぼ織り込み済み。新型コロナウイルスの第2波への警戒感は根強いほか、朝鮮半島情勢の緊張の高まりもあって積極的な動きはみられそうにない。

<主な経済指標・イベント>

国内:5月貿易統計

北米:米5月住宅着工件数

欧州:英5月CPI(消費者物価指数)、英中銀金融政策委員会(MPC)、ユーロ圏5月HICP(消費者物価指数)

その他:ロシア1-3月期GDP(国内総生産)改定値、ブラジル中銀が政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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