日経平均は100円程度安、売り先行後はやや下げ渋る格好に=22日寄り付き

 22日午前9時27分すぎの日経平均株価は、前週末比100円程度安い2万2380円前後で推移する。午前9時2分には、同166円85銭安の2万2311円94銭を付けている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値が、19日の大阪取引所終値比220円安の2万2290円で、同清算値にサヤ寄せする動きが先行。その後は、押し目を拾う動きが出たもようで、やや下げ渋る格好となっている。前週末19日の米国株式はNYダウが3日続落した一方、ナスダック総合指数は小幅ながら6日続伸するなど、まちまちだった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が下落。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も安い。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も軟調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株も下げている。

 個別では、フリービット<3843.T>、日電波<6779.T>、Olympi<8289.T>、ペッパー<3053.T>、三井E&SH<7003.T>などが下落。半面、大有機化<4187.T>、クミアイ<4996.T>、DLE<3686.T>、ニイタカ<4465.T>、オープンドア<3926.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時27分時点で、1ドル=106円台の後半(前週末19日終値は1ドル=106円96-97銭)、1ユーロ=119円台の半ば(同119円93-97銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ