日経平均は85円程度高、朝安後は下げ渋りプラス転換=24日寄り付き

 24日午前9時26分すぎの日経平均株価は、前日比85円程度高い2万2635円前後で推移する。午前9時23分には、同93円72銭高の2万2642円77銭を付けている。朝方は、為替市場で円相場が、ドルやユーロに対して円高方向に振れていることから、売りが優勢となったもよう。売り先行後は、下げ渋る動きとなり、プラス転換した。現地23日の米国株式市場は、NYダウが続伸し、ナスダック総合指数が8日続伸して、連日で史上最高値を更新したが、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比55円安の2万2505円だった。

 業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、イオン<8267.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株が上昇。デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株や、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株も高い。楽天<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株も堅調。JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も上げている。

 個別では、ハークスレイ<7561.T>、日本通信<9424.T>、YACHD<6298.T>、アクセル<6730.T>、しまむら<8227.T>などが上昇。半面、安永<7271.T>、ランド<8918.T>、DLE<3686.T>、メニコン<7780.T>、TYK<5363.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時26分時点で、1ドル=106円台の半ば(23日終値は1ドル=107円09-11銭)、1ユーロ=120円台の半ば(同121円02-06銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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