三井E&SHが9日続落、大和証は「3」継続、目標株価は500円に引き下げ

株式

2020/6/29 16:05

 三井E&Sホールディングス<7003.T>が9日続落。大和証券では26日付で、投資判断「3」(中立)を継続、目標株価は900円から500円に引き下げている。

 三井E&Sマシナリーの事業価値約900億円と三井海洋開発の同社持分EV約320億円の合計は1220億円である一方、3月末のバランスシートを基準とした同社EVは約900億円だが、インドネシア案件でのキャッシュアウトを含む21年3月期の営業キャッシュフロー約400億円の赤字を考慮するとEVは1300億円程度であり、おおむね株価は妥当水準と判断しているとコメントしている。

 21年3月期の同証券予想は、連結営業損失75億円(会社側計画は100億円)、純損失10億円(同トントン)と試算。新型肺炎影響から工事が中断しているインドネシア案件は10月の再開前提となっている。22年3月期業績は、21年3月期中の改革進捗による影響が大きいため未定となっている。また、集中事業に限る場合、売上高4500億円、営業利益200億円の事業規模と推察されるとしている。

 29日の終値は、前日比25円安の400円。

提供:モーニングスター社

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