30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、107円台後半を軸に底堅い展開か

為替

2020/6/30 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円00銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台後半で底堅い展開とみる。米国株の上昇を受けて日経平均株価も堅調推移が見込まれ、リスクオンのドル買いが優勢となりそう。一方、新型コロナウイルスの感染者が増えていることは無視できず、上値ではドル売りが出やすい。また、きょうは中国で香港国家安全維持法が可決される見通しで、香港情勢はもちろんのこと、中国に対する国際社会の動きにも注視したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:5月失業率、5月鉱工業生産、5月新設住宅着工戸数

アジア:中国6月製造業PMI(購買担当者景気指数)

北米:米4月ケース・シラー住宅価格指数、米6月消費者信頼感指数、パウエル(米連邦準備制度理事会)議長とムニューシン米財務長官が証言

欧州:英1-3月期GDP(国内総生産)、ユーロ圏6月HICP(消費者物価指数)

その他:南ア1-3月期GDP、南ア5月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ